about ――   PEACE AND NO DRAFT ALLIANCE
 
   PANDA(PEACE AND NO DRAFT ALLIANCE)とは


 二〇〇七年八月、韓国徴兵制に反対する韓国人留学生の提起を受け、「韓国徴兵制の人権問題 それに日本はどう関わっているか」を開催する。
 韓国軍内部のいじめ・体罰問題を、兵役を終えたばかりの李剛一(イ・カンイル)から聞く。さらに、現在の韓国軍の正当性が日本の軍事大国化や北朝鮮にあることなど、日本との相互補完的な関係にあることをテーマとし、広く議論を喚起することを目的とした。
 
 企画後、実行委と参加者を中心に継続した活動の取り組みが決まり、団体名も「PANDA」(Peace And No draft Alliance)となった。
 以降、『韓国の軍事文化とジェンダー』(権仁淑、御茶の水書房、2006)の読書会をはじめ、韓国の軍事文化の歴史的経緯やそれにまつわる社会情勢の学習会を重ねる。
 
 二〇〇八年四月、徴兵拒否運動の実相を知ることを目的に、実際に徴兵を拒否して投獄された二名に加え、その支援者ら五人の活動家を韓国から迎え、「韓国で徴兵拒否したら刑務所へ」を開催。「平和人権連帯」からチェ・ジョンミン、チェ・ヒョンジン。「戦争の無い世界」よりナ・ドンヒョク、ムン・ミョンジン、イ・ヨンソク、イ・ジョウン、オ・ヒョンジンが参加した。
 
 PANDAの活動は、今後予想される徴兵拒否者の支援や、日韓の歴史的関係の洗い直し、徴兵制や軍事文化の日本からの影響を検証し、日本側の応答責任への追求に取り組むことも視野に収めている。また、草の根レベルでの日韓の交流も模索している。今夏のG8サミットに前後して来日した韓国の活動家らとの交流も盛んに行われ、着実に関係を広げている。


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