Activity of ―― P A N D A PEACE AND NO DRAFT ALLIANCE
2008 12 06 京都 反戦と生活のための表現解放行動 主催イベント
「〜21世紀のみんなのいやなこと〜」
▼日時 12月6日 (土) 15:15開場 15:30開始
▼会場 京都大学文学部新館第一演習室
▼資料代カンパ 500円(応相談)
▼主催 反戦と生活のための表現解放行動 ブログ 問い合わせ
■韓国の徴兵制について知っていますか?国内に住む男性国民全員を対象にした制度で、2年以上軍隊に入隊しなければならないというものです。拒否すれば懲役刑です。日本に住む私たちは、マスメディアなどで北朝鮮の「脅威」はよく見聞きしますが、韓国の徴兵制や徴兵を拒否したひとの話を聞く機会はあまりないのではないでしょうか。
■現在、日本では国民保護計画など戦争協力体制が作られつつあります。また、政府見解に反する作文を発表し「文民統制を乱した」として自衛隊の幕僚長が更迭され、隊内でのリンチ・セクハラ・自殺なども取りざたされています。韓国での徴兵拒否の取り組みを知る中から、今後の私たちにとっての戦争協力拒否、軍隊じたいの問い直しも考えていければと思います。
【プログラム】
第1部 15:30〜17:30
●『708号室、二等兵の手紙』の上映
2003年韓国軍のイラク派兵を反対し徴兵拒否を行ったカン・チョルミンさんとともに座り込みを行った人々の8日間を記録したドキュメンタリー映画。
●韓国徴兵制反対者のカン・イソクさんの映像上映
第2部 17:30〜18:45
●カン・イソクさんのお話し
今年10月1日、ソウルでの「国軍の日」軍事パレードに銃の形のクッキーを手に裸で飛び出すという抗議行動をおこなう(
即日釈放)。友達20人と一緒に徴兵拒否をして監獄にいく約束をしている。
●PANDA(PEACE AND NO DRAFT ALLIANCE)メンバーからのアピール
2007年「韓国徴兵制と人権問題」シンポジウムをきっかけに日本で結成されたグループ。今年4月、上記の映画上映と韓国から徴兵拒否経験者らを招いての企画を実施。権仁淑『韓国の軍事文化とジェンダー』の読書会もおこなう。
●韓国の徴兵制と徴兵拒否運動についての解説
第3部 18:45〜19:45
●お話しを受けてのコメント・問題提起
山下英愛さん(交渉中):立命館大学講師。権仁淑『韓国の軍事文化とジェンダー』(お茶の水書房2006)の翻訳者)
※終了後、かんたんな交流会や缶けり遊びも予定しています。