Message from israeli conscience conscription denial person 
       ――   PEACE AND NO DRAFT ALLIANCE
 


12月18日にイスラエル国防大臣に渡す署名と手紙により、イスラエルの若き良心的兵役拒否者を出獄させよう
http://december18th.org
 
「シュミニスティムについて」
 
 シュミニスティムとはヘブライ語で「高校3年生」を意味します。
兵役は若いユダヤのイスラエル人にとり高校卒業後 に課される強制義務です。
「シュミニスティム活動者」は兵役がイスラエルによるパレスチナの40年間の
占領を強制するという理由で兵役を拒否する、イスラエルの若者のことです。
 
 過去にシュミニスティム活動者はたくさん手紙を書き送りましたが、2008年現在、約100人の若者が兵役拒否の根拠を明確にするシュミニスティム活動の手紙に署名しています。
 
 占領軍の軍務につくことに反対の主義主張を持って拒否するため、兵役拒否の手紙に署名した若者は、イスラエルの軍刑務所に服役することになります。その期間は21日〜28日で、イスラエルへの贈り物であるアメリカ軍軍服の着用を拒否する者はその期間独房に送られます。
 さらに判決による服役を完了したのちも再度徴兵され、たいていの者がそうするようにそれを拒めば、同じ判決を宣告されます。これは数日かそこらの帰宅後にまた徴兵され、それを拒絶して判決により投獄されるという過程の何度も繰り返すこともあります。若者が兵役を拒否してもなお、軍隊からの除隊処分の通知を受け取るまで、彼らはある意味で軍隊に「所属」しています。シュミニスティム活動者は除隊処分通知を決して受け取れず、軍隊が兵役拒否者を定期的に呼び出して投獄することにうんざりすることはあっても、除隊処分通知が無い限り、兵役拒否者の運命は常に不確かなままです。そういう若者が投獄される回数には終わりがありません。
 
 この運動は、国際的人権法の原則に基づく、イスラエル-パレスチナ間の公正な平和への到達に献身する、アメリカ最大の全米ユダヤ人草の根平和運動である、平和のためのユダヤの声(Jewish Voice for Peace)により後援されています。
 
 
 我々はパレスチナとイスラエルの活動家と協力し合い、さらに、正義と安全保障と自治を求めるイスラエル人とパレスチナ人の大志を支援する、他のユダヤ人やアラブ系アメリカ人、宗教関係の平和と社会正義のための各種組織との幅広い連合で活動しています。
 
 
 我々は以下のことを求めます。
 
 ・平和、民主主義、人権、国際法の尊重の促進に基づく、合衆国の外交政策
 ・ヨルダン川西岸地区、ガザ地区、東エルサレムでのイスラエルの占領の終了
 ・国際法と公平さに矛盾しない、パレスチナ難民問題の解決策
 ・市民に対するあらゆる暴力の停止
 
 シュミニスティムの写真は、社会変革の献身する写真家による非営利集団、ActiveStills.orgが撮影しました。
 シュミニスティムへの支援は、過去にこの活動をしたシュミニスティムにより行われています。さらにまた良心的兵役拒否者をカウンセリングし、イスラエルの軍事主義に対して鋭い批判を明確に行っている、New Profileによっても支援されています。
 
 
 

☆ ハワード・ジンからの特別な手紙
 イスラエル防衛大臣:
 私はシュミニスティムたち、および兵役に平和に反対する彼らの権利を支持します。私はパレスチナの領土を占領する軍隊で軍務に就くことを自らの主張により拒否する理由で、刑務所に収容されている十代の若者たちの釈放を求めます。これら良心的兵役拒否者の投獄は、彼らの人権への侵害であり、国際法に背くものです。
 
 私はこれらの問題意識のある学生たちと、パレスチナにいる同じ考えの若者たちにより、気持ちを鼓舞されています。かの地の占領に対する彼らの非暴力の抵抗が、その地域全ての人々のための公正な平和と安全への道程を指し示すからです。彼らは未来への我々の最良の希望です。あなたに彼らを大切にするよう、彼らを罰しないよう強く求めます。
  ―――――――――――
  あなたも参加しますか?とっても簡単です。今手紙に署名をして下さい。
  そしてそれにとどまらず、あなたの親しい人にも参加を頼んでください。
  感謝祭のこの週の間、手紙に署名をすることは、我々のうちでもっとも
  勇気がある人間への感謝を示すために我々にできる、最小のことです。
   ハワード・ジン
 
 
 
☆良心的兵役拒否をするイスラエルの高校3年生(シュミニスティム)の主張
  
(Tamar Katz) 19歳
 第1回服役:2008/9/28 - 10/10 (12日間)
 第2回服役:2008/10/12 −10/30 (18日間
 第3回服役:2008/12/1 −12/22(21日間)
シュミニスティムになった理由:「私は自分の良心が許さないため、イスラエル軍の兵役につくことを拒否します。私は占領軍の一部になるつもりはありません。かの占領軍は何十年間も外国の土地を侵略している軍隊で、その領土で人種差別主義者の強奪の体制を恒常的なものとし、市民に圧政を振るい、安全という偽りの口実のもと、何百万人もの生活を困難なものにします。」
 
 
(Yuval Ophir−Auron) 19歳
シュミニスティムになった理由:「僕は武力により自分の命を永らえる運命を決めるのは自分自身であり、他の誰でもないと信じます。でも別の方法がありま
す、戦争でない方法が。それは対話、理解、譲歩、許し、平和の道程です。人は責任を持ち、かつその人自身が選ぶ方法に自分を合わせるべきだと信じま
す。こういう理由で、僕はその行動を我慢できず、その振る舞いを正当化できない軍隊には参加しません。」
第1回服役:2008/11/24 −12/5 (11日間)
第2回服役:2008/12/7−12/14 (7日間)
 
 
(Raz Bar-David Varon) 18歳
シュミニスティムになった理由:「私は他の土地を占領する兵士として奉仕するために生まれたわけではありませし、占領に反対する闘争が私の闘争でもあります。
 それは希望への闘争です、時にはとても遠くにあると感じられる現実への闘争です。私はこの世界に責任があります。私の責任とは、兵役を
拒否することです。」
第1回服役:2008/11/3−11/21(18日間)
第2回服役:2008/11/24−11/30(6日間)
 
 (以下略)
 
 
〜〜〜〜オメール・ゴールドマンからのメール〜〜〜〜〜〜
 
 私はオメール・ゴールドマン、19歳です。私はシュミニスティムのひとりです。
 
 私は9月23日に初めて投獄され、35日間服役しました。
 私は2回投獄されたあと、幸運にも医学的理由により放免されました。
 しかしこのようなことは私一人です。あなたがこれを読む頃には、私の友人の多くはまた監獄にいます。3週間投獄され1週間出獄、その後また再投獄、その繰り返しが何度も何度も21歳になるまで続きます。なぜかって?
 私たちは、占領軍であるイスラエル軍隊への兵役を拒否するからです。
 
 私は軍隊と共に育ちました。私の父はモサドの副長官で、私は8歳年上の姉が兵役を果たすのを見ました。少女のころは、兵士になりたかった。軍隊は私にとってそのように人生の一部であり、それを疑ったことはありませんでした。
 
 今年初め、私はパレスチナでの平和デモに出かけました。そこに駐留するイスラエル軍は私を守るためにいるとそれまでいつも聞かされていましたが、そのデモの間、イスラエル兵は私と友人に向けて、ゴム弾を発砲しと催涙手榴弾を投げつけました。私はショックをうけおびえました。私は真実を見たのです。現実を知ったのです。 パレスチナで最も危険なものはイスラエル兵、つまり私の側にいるはずの人たちそのものだということが、初めてわかったのでした。
 
 イスラエルに帰ってきて、私は自分が変わってしまったことに気づきました。それで私は兵役を拒否しているたくさんの他の若い人たちに加わりました。それがシュミニスティムです。
 
 来る12月18日に私たちはイスラエルでの行動の日を開催しますが、それにより私たちはイスラエルと世界に対して、戦争の文化を止めることへの支持が広がっていることを示す決意です。 あなたも参加しますか? どうか友達に署名するように言ってください。それだけで済みます。
 
 投獄の間どんなふうだったかと何度も聞かれました。もちろん私は監獄にいておびえていました。しかしまた、暴力と戦争に反対する自国の若者を監獄に閉じこめている、このような私の国の姿も恐ろしいものです。そしてまた今私がやっている運動が、私の将来を 損なうかもしれないとも心配しています。(出獄している間の)何でも-何を着るとか、誰と会うとか、何を食べるとか-自分で決めることができる自由な女の子の生活から、(投獄されている間の)日中のあらゆる時刻をすべて決められている生活に戻ることは辛いものです。
 
 最後に出獄したとき、父に会いに行きました。ふたりとも政治について話さないようにしました。父は私を自分の娘として気遣い、私の苦しみを気遣ってくれましたが、私の考えについては聞きたがりません。私が投獄されていたときは一度も面会に来ませんでした。私が監獄にいるのを見るのは、父には辛すぎたのだと思います。父は軍人ですから。父と私は性格が似ているように思います。
 私たちは共に自分の信念のために闘います。
 
 皆さんも信念のために闘っている方たちだと聞きました。私を信じてください。
オメール・ゴールドマンを信じてください。シュミニスティムを信じてください。
 
 感謝と共に
 オメール・ゴールドマン
 


 
PANDA

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